いろどりぱーく

九州北部の神社紹介と、趣味のお話をしていきます

投げ出す前に、ご縁に気付いて

 

こんにちは、タケです(=・ω・=)


お題機能、気になって見てみたら

「りっすん」てのがあったので挑戦してみます。

なので今回は神社紹介はありません( ̄∀ ̄)


あと今回は、ですます調ではなく、

常体(だ・である調)で投稿するよ。

 

 

現状も変化も不安だらけ


「迷い」「決断」というキーワードを聞き、

真っ先に思いついた「転職活動」。

私は現在、転活中だ(2019年5月時点)。


今はだいぶ一般的になった「転職」。

けど、まだ転職したことが無い人にとっては

不安のかたまりのような言葉だと思う。


現状に満足できていないが、

転職という変化にも踏み切れないために、

恐ろしい決断をしてしまうかもしれない。


今回は私の経験をかい摘んで紹介し、

転職への不安を軽減できればいいなと思う。

 

f:id:taker24:20190603195646j:image


「転職」「退職」『休職』←new!


約半年前、私は出社することが辛かった。

辛いと思った理由は省くが、

どのような状態かというと車での通勤時、

「大きな交通事故に巻き込まれたい」

と毎日考えていた。


骨折で入院したら会社行かんくていい!

と思っていた。

今考えると、小学生並みの思考である(ー ー;)

 

 

会社がイヤなら退職 & 転職!

という手段があるが、

メンタルやられてる人間にとって

「私を受け入れてくれる会社はあるのか?」

「次の会社でも出社できなくなるのでは?」

と不安なことしか考えられなかった。

 

 

転職へ踏み切ることができないまま、

メンタルクリニックで処方された漢方薬

服用しながら2ヶ月ほど出社していた。

しかしある朝、支度をする気力も無くなり

当日連絡で休みをもらった。

 

虚ろな状態のまま、ぼ〜っとしていたが

なんか動かなきゃ、と思い病院へ行く。

心療内科の先生は私を見てすぐに

休職」を提案してくれた。

 

 

休職? なんだそれは(′・_・?)


休職とは

医師の診断書を持って、医学的な判断により

一定期間会社を強制的に休ませる制度だ。

(説明だいぶ端折ってるので詳しい話はググってね)

 

 

そんな選択肢、あるんだ?

よくわからんけど、先生が勧めるなら

休職してみようかな(-_-川)


雑な判断で休職を開始したが、

後々思い返すとこれは、生きる気力を

回復させるための重要な決断であった。

 

 

休職期間中は労働組合から

傷病手当金」が支給された。

元の給料の7〜8割ほど貰えてたと思う。

(休職制度については会社毎に異なるので

会社の就業規則を確認してね)


私は実家暮らしをしていたこともあり、

休職中も金銭面で困ることはなかった。

 

 

最初は何もやる気が起きず

ひたすら寝ていることが多かった。

何もしないままカレンダーが進んでく。

自分に生きる価値を見出せなかった。

 

そんな時、福祉事業のサービスを知った。

福祉の力に、私は救われた。

 


未知のトビラを開ける楽しみ


皆さんは「市政だより」とか

地域の情報誌を読むことはあるだろうか?

 


私は休職で引きこもっている間

とにかく暇だったので、

文字が書かれたものを眺めることが多かった。

 

市政だよりを眺める中で、

迷える若者の自立支援をしている団体が

身近に存在していることを知った。


活動は様々あるが、特に興味を引いたのが

「担当カウンセラーに無料で相談できる」

という部分であった。

 

 

話は変わるが、私はこれまで

3ヶ所のメンタルクリニック

通院したことがある。


最初の2ヶ所は薬物療法がメインで、

カウンセリングは初回のみだった。

個人の感想だが、メンタルが改善したとは

あまり思えなかった。


3ヶ所目のクリニックは

通院のたびにお医者さんと対談を行い、

心が少しだけ軽くなることが多かった。


専門家にカウンセリングしてもらうことが

好きなんだと、私は経験的に感じ取っていた。

(個人の体感なので鵜呑みにはしないでね)

 

 

話を戻すが、私はカウンセリングを受けに

若者自立支援団体(A団とする)を訪れた。


A団ではカウンセリングを行いながら

A団で開催している様々なプログラムへの

参加を促していた。


ほとんどのプログラムは無料で、

A団の支援を受けてる人だけが参加できる。

また、A団のカウンセラーが

進行や引率をしてくれるので安心感がある。

 

 

休職中やりたいことも無かったので、まずは

「コミュニケーション講座」に参加した。

カウンセラーや療法士による進行の元、

少人数でふわふわな会話をする講座であった。


悪い気はしなかったので、その後

参加するプログラムを増やしてみた。

 

 

私が参加したのは以下の通り

  • 健康麻雀 (賭博がない麻雀。頭使う)
  • UVレジンアクセサリー作り
  • お料理教室(2月だったのでチョコ菓子)
  • 芸術体験       etc.


挙げればキリがないほど

プログラムには沢山の種類があった。

 


中でも「芸術体験」には大きな影響を受けた。

 

「芸術体験」では地域の劇団員の指導の元

街中から面白いカタチや音を探すという

楽しく動きのあるワークショップを行った。

最後には簡単な即興劇も行った。


私は元々アニメや特撮が好きだったので、

このプログラムは非常に楽しめた。

 

 

数々のプログラムに参加しつつ休職開始から

3ヶ月経った頃、心境の変化が現れた。


また社会に出て働いてみようかな?

でも3ヶ月休んでたし、急に仕事いっても

給料に見合う働きができると思えない・・・

 

私の迷いをカウンセラーに相談すると、

「自立・就労支援の一環として、

A団から簡単なアルバイトを紹介できる。

丁度その話をしようと思ってた」

という旨のことを話された。

 

 

私は親からのプレッシャーで「正社員」

として働くことばかり考えていたから、

「アルバイト」という提案は新鮮であった。


元々、休職していた前職に戻る気は

ほとんど無かったので(←おい)、

この提案を機に会社をきちんと退職し、

A団が紹介してくれたアルバイトを開始した。

 


偶然の出会い、必中のアドバイス


退職手続きをしに久々に出社する際、

会社の近所にある雑貨屋に訪れた。

過去に1度訪れ、雰囲気が良かった店だ。


個人経営のお店で、他にお客がいなければ

店長とゆっくりお喋りができる。

平日だったせいか、この日もお喋りができた。

 


雑貨を購入し、現状をかい摘んで話すと

店長は私に3つのアドバイスをくれた。

これらは、私の転職活動の中で非常に

活かされているので皆さんにも伝えたい。

 

 

まず1点目として、簡単な占い(数秘術?)で

私の適職を教えてくれた。

転活を行う際の、簡単な指標になった。

「適職 占い」とかでググると色々出るので

よかったら皆さんにも試してもらいたい。

 

 

2点目に、やりたい仕事がわからない時は

『実現可能・不可能に関わらず、

何でもいいからやってみたいことを

「100個」紙に書き出す』

というアドバイスをもらった。

自分の欲求に素直になることが大事らしい。


まだ50個位しか書き出せてないが、

私はWebに関心があるとわかった。

これは志望業界を決める指標となった。

 

 

3点目は、「気になった体験教室に

片っ端から参加する」というアドバイス


自分は何をすることが好きか、

何が得意かを見つけるためには

とにかく体験することが大事という教えだ。

 

この助言を受け、趣味・実益問わず

私は下記の体験教室や講座に参加してみた。


下2つの講座には現在も引き続き参加している。

イラレ・フォトショについては

転活での自己PRの材料となった。

 

 

偶然訪れた雑貨屋で、人生の根幹に

関わるような様々なアドバイスを受けた。

ほんと、人生何が起こるかわからない。

 


迷いと決断、新たな始まり


現在私は、A団に紹介してもらったバイトを

こなしながら転職活動を行っている。


前職と同じような仕事に就くのか、

はたまた全然異なる仕事を始めるのか、

迷うことはたくさんある。

 

私の軸を突き詰めるための自己分析では、

A団の元で参加したプログラムや

雑貨屋の店長からのアドバイスといった

経験・知識が非常に活かされた。

 

 

私達には心があるため、生きているだけで

たくさんの迷いが生じてくる。


迷いに対し、決断を下すための判断材料は

多ければ多いほど良いと私は思う。

 

ちょっと何かを経験してみることで

自分のやりたいことがみつけられる

(かもしれない)。

 

一歩踏み出すと、世界が変わる

(かもしれない)。

 


転職のためだけに限らず、老後に

良い人生だったと振り返ることができるよう、

自分の知らない世界に触れる機会があれば

今後も積極的に関わりを持ち、

たくさんの経験を積んでいきたいと思う。

 

 

ご縁への恩返し


振り返ってみると、この半年間は

多くの人のに助けられてきたと思う。

 

メンタルクリニックの先生に始まり

心理カウンセラーや雑貨屋の店長。

互いになんの関わりも持たない方々が

まわりまわって私を助けてくれた。

 

何より、20数年の人生経験では

まだまだ知らない選択肢がたくさんあると

学ぶことができた。

 

 

ストレス社会に疲弊し

仕事や人生を投げ出す決断をする前に、

別の一歩を踏み出せないだろうか?


そんな方の助けとなることで

導かれたご縁に恩返しができるよう

私の経験談をこのブログに残す。

 

 

タケ